![]() |
||||||||||||||||||||||||
<WindowsXP/2000の場合> 1.Webサーバの構築 ・インストール方法 その他のWebサーバ
■AN httpd・・・中田昭雄氏が開発したWindowsXP/2000で動作するWebサーバ。ASPやJSPには非対応だがCGIは使用可能。扱いが簡単なので個人のサイト用に向いている。
2.FTPサーバの導入 WindowsXP/2000のIISにはFTPサーバ機能が含まれています。インストール時に「FTPサービス」にチェックを入れておけばサービスが導入され自動的に動き出します。但し、IISのFTPサービスは機能が乏しく、セキュリティ面でも十分とはいえないので使用には注意が必要です。 その他のFTPサーバ
■War FTP Daemon・・・ノルウェーのJgaa's Internet開発のフリーFTPサーバ。機能豊富でセキュリティ面にも十分配慮されている。但し、ファイル名やフォルダ名に日本語が使用できないことに注意が必要です。
3.Mailサーバ IISには簡易SMTPサービスが提供されていますが、機能が不十分で実用的ではありません。これはインストールしないほうがいいでしょう。有名なメールサーバとしてMicrosoft Exchangeなどがあります。ここでは個人で利用できるものとしていくつか紹介します。 ■Neon Mail Server・・・根尾寿さん作のフリーソフト。Visual J++で作成されたJavaアプリケーションなのでJava実行環境(JavaVM)が必要になります。
■Kirium・・・Javaで作成されているのでJava2実行環境さえあればXP/2000以外でも動作するはずです。SMTP、POP、メーリングリストが一つにパッケージ化されており、導入しやすいサーバです。
■Personal Mail Server・・・浜口幸雄さん作成のフリーの簡易メールサーバ。導入や利用が簡単ですがXP/2000のサービスとしては機能しません。
4.リモートコントロールサーバ 遠隔地からサーバのデスクトップを呼び出して使える機能です。WindowsXP Professionalにはリモートデスクトップ機能が付いていて簡単な設定で利用できます。フリーのものとしてはVNCがよいと思います。 ■VNC(Virtual Network Computing) ATTケンブリッジ研究所で開発されたフリーのリモートコントロールソフトウェア。専用のViewerのほかにWebブラウザを通してアクセス可能で便利です。
5.DNSサーバ DNS(ドメインネームシステム)はドメイン名とIPアドレスの相互変換を行ってくれるサービスで大変重要なものです。従来はISPから固定IPアドレスをもらって自前でBindなどのファイルを設定しなければなりませんでしたが、最近では無料のダイナミックDNSサービスが利用可能です。 ダイナミックDNSサービスを利用すれば、個人で加入するADSLなど固定IPでない接続環境でもドメイン名が使えるようになります。 Diceのホームページ http://www.hi-ho.ne.jp/yoshihiro_e/dice/
6.セキュリティ向上方法 ■こまめにパッチを当てる @サービスパックをインストールする。
■レジストリを編集する P57〜 ・SYNフラッド攻撃対策 ・ソースルーティングによるIpspoofing対策
■セキュリティツールの導入 ・HFNetChk
・ IISLockdownWizardツール
・URLScan
■パケットフィルタリング ルータのフィルタ機能を使ってパケットフィルタをかける。 ふさいでおくべきポート一覧
その他、「netsh」コマンドを使う方法や「pktfilter」などのパケットフィルタリングソフトを使って詳細な設定をする方法もあります。
7.システム管理・運用 1)ネットワークトラフィックの監視 ■MRTG(Multi Router Traffic Grapher)
■WinPcap パケットキャプチャーツール ダウンロード http://winpcap.polito.it/install/default.htm公式サイト http://winpcap.polito.it/
■Analyzer キャプチャーしたデータを表示するツール ダウンロード http://analyzer.polito.it/install/default.htm
3)Webサーバのアクセスログ解析 フリーで使用できるアクセスログ解析ソフトにanalogやWebLogがある。■analog ■WebLog
|
||||||||||||||||||||||||
自宅サーバ設定サービス |